ハンモックスリーブを導入してみました。
ハンモックをスリーブで覆うことで、夏場はハンモックを常時設営したままでも、紫外線や雨から保護してくれます。
ハンモックスリーブは、Warbonnet純正品がないので、AmazonでLenzai製のものを購入してみました。
ハンモックスリーブでハンモックを保護しよう
ハンモックスリーブは、ハンモック全体をカバーする円筒形の袋です。
スタッフバッグのようにハンモックを詰め込んでコンパクトに収納するのではなく、ハンモックを設営した状態で本体部分をカバーします。
Amazonの商品写真で紹介します。
このように細長い筒状の袋でハンモックをカバーします。
ハンモックスリーブのはしりは、ヘネシーハンモック用のスネークスキンという製品だと思いますが、その影響で今でもつい、スキンと呼んでしまいます。
ま、基本的には同じものです。
スリーブでハンモックをカバーすることで雨が降っているときは本体を濡らさずに済むし、炎天下では紫外線で生地が劣化するのを防いでくれます。
急な雨がきたときはスリーブをするすると引っ張ってカバー。
ハンモック自体は設置したままなので、皮をめくるようにスリーブを片側に寄せればすぐに使えます。
だいじなハンモックを保護しつつ、使いたくなったらすぐに取り出せるスリーブは、庭にハンモックを常設するには最高のアイテムです。
Lenzaiのスリーブを購入
10年前とは違い、今ではAmazon.co.jpでもハンモック関連商品がたくさんあります(昔はアクセサリ類はわずかでした)。
おかげでハンモックスリーブも品数こそ多くはありませんが、比較的簡単に見つかります。
その中ですぐに目に付いたLenzaiというブランドのスリーブを購入していみました。
届いた商品を見ると、スリーブなのにスタッフバッグに収納されてます。
ハンモックスリーブ自体を別途収納保管するんでしょうか。
あまり意味がないような気もしましたが、Blackbird本来のスタッフバッグを保管したり、タープをアレンジ張りするためのガイライン収納用として使うことにします。
縫製のツメが甘かった
あいにく写真を残してないのでテキストのみのレポートです。
縫製はしっかりしているようで全体に悪くはなかったんですが、画竜点睛を欠くというべきか、スリーブの両端を絞るドローコードが通っている部分のうち一ヶ所だけ、糸が長く残っているところがありました。
糸が余っているだけなら気にするほどのこともないかと思い、ハサミで糸を切ったんですが、なんとその部分の末端処理がされてないのが発覚。
これでは糸がほぐれてしまうので、慌てて瞬間接着剤を購入して固めました。
ほかのところはすべてきちんと処理されていたので残念ですが、タープやテントのように力がかかるものではなかったのが幸いです。
ついでなんで、縫製部分ぜんぶにシームシールテープを貼って防水処理しておきました。
これで、急にゲリラ豪雨がきても中のBlackbirdを守ってくれるかな。楽しみです。
こちらは実際の商品の写真。すでにシームテープで処理済みです(一部手を抜いてるのが丸わかりですが)。
写真でみてもわかるとおり、裏地はシルバーコートされたUVカット仕様なんで、紫外線による劣化も軽減してくれるでしょう。
スリーブの設置はハンモックを通すだけ
シームシール処理が終わったスリーブをさっそくBlackbirdに取り付けてみました。
片側のサスペンションを外してそこからスリーブを掛けていくだけなので簡単です。
長いので全体を通していく手間はかかりますが、特に難しいところはありません。
Blackbirdは普通のキャンピングハンモックに比べ生地の使用量が多いんですが、問題なく全体をカバーしてくれました。
ちなみにBlackbirdを設営するとリッジラインの長さは約2.45mほどになります。
それに対しLenzaiのスリーブは3mなので、購入前には長すぎるんじゃないかという懸念もあったんですが、実際にインストールしてみると、むしろジャストサイズの適正な長さだとわかりました。
本格的な評価はひと夏経過してから
ただ筒状の細長い袋を掛けていくだけなんで、これ以上特筆すべきところもありません。
後は実際にひと夏使ってみて、雨の進入や紫外線によるダメージをチェックしてみる予定ですが、まずは夕立にあった直後の写真を掲載しておきます。
かなり降ったんですが、ご覧の通りしっかり撥水しているので雨については心配しなくて良さそうです。
秋になったらまたレポートします。
LenzaiのハンモックスリーブはAmazonや楽天市場で購入できます。